suc4-e02-TokyoTower ・・・・・・・ TOKYO Tower      

2009/7/13
東京タワーの250m展望台に登りたくて仕事帰りに計画した。

会議が少し延びて、浜松町に着いたのが午後7時過ぎ。トワイライトのいい時間。先ずは文化放送脇の歩道橋から東京タワーを一枚。

今日の東京は蒸し暑くて、少し歩いても汗が噴出してくる。

歩道橋を降りて、ゆっくりと、汗を書かない様に歩くが、第一京浜の横断歩道を渡りきった頃には、頭から汗が頬を伝うほどになる。

さらに、薄暗くなった道を増上寺に突き当たり、日比谷通りを東京プリンスホテル手前まで行き、左折して真っ直ぐ東京タワーへと向かう。太陽まぶしい昼間なら、この木立がありがたいのだろうが、風も無く蒸し暑い。
薄暗い増上寺境内の立ち木からセミの鳴き声がさらに蒸し暑さを助長する。

ただただ、東京タワーを目指して歩くと、目の前にライトアップされた東京タワーがそびえ立っていた。・・感激!

入場券売り場には、結構な行列が・・・その列に私も並ぶ。並んでいる人は、その殆どが外国人観光客。その中に、汗だくで、黒い出張カバンをぶら提げた私は妙に浮いているのだろうな。・・・


それにもメゲズ、展望台セット券を買い求めて展望台へ上るエレベーターに並ぶ。周りは金髪や栗色の若いおねえさんが多い。汗臭い私とは対照的にキツイ香水が鼻をくすぐってクシャミとなる。まあ、これだけの香水のにおいなら、私の汗臭さも気づかないだろう。

エレベーターは、わずか数分で150mの大展望台へ私たちを持ち上げた。そこから、階段を少し上って、250mの高さにある特別展望台へのエレベーターへ乗り換える。ここでも行列。少し小さめのエレベーターのために人の流れが絞られる。おかげで、5分以上の待ちとなった。人いきれと気温の高さに、汗がさらに噴出してくる。周りは涼しい顔。

やっと私の番と思いきや、私の一人前で止められる。う〜ん・・と、思いきや、3人さんだった様で、2人降りてきて、かわりに私と私の後ろにいた女性が呼ばれたが、後ろもカップルだったようで、私のみ詰め込まれて無事出発。

念願だった250m特別展望台へ到着した。・・・絶景!
人間様が好き勝手に作った建物の明かりや、道路の照明やネオンサインがきらきらと無秩序の明かりの芸術と化して目の前に輝いている。・・すばらしい!

ガラス窓にへばり付いてその光の芸術を観賞する。汗臭いおっさんは、その光を見た途端子供に帰ってしまった。

汗だくで運んできた重いカメラを取り出して、暗黒の中にちりばめられた天の川の様な光の海を写し撮った。


   愛宕MORI Tower


   お台場


お台場の大きな観覧車も、レインボーブリッジも眼下に見える。ファインダー越しに覗いていると、羽が生えて飛んで行けそうに思えてくる。・・・羽があったら・・・

今度は、レインボーブリッジの展望台にも行ってみたいと思う。

反対側に回って見ると、大きな交差点が見えた。赤羽橋交差点だ。右から向こうに伸びる大きな通りが桜田通り、すなわち、国道1号線である。横に走る高架線が首都高速都心環状線である。
長波長の暖かい照明が美しい。

   赤羽交差点

ただ今8時半。いい時間を過ごせた。250mからの東京天の川は最高の癒しとなった。
仕事は、程ほどに、アフターファイブは手を抜かずに・・これが私の明日へのエネルギーである。明日の仕事のために、東京タワーを楽しんだ。??

さて、ゆっくりホテルへ戻るとしよう。もう一度、東京タワーを下から見上げて・・・

元来た道を浜松町駅へ向かって戻る。体に張り付くような湿った空気が蒸し暑い。
重たいカバンをぶら提げて今日のホテルへ向かう。・・・さて、夕食はどこでとろうか?